「ただし失敗は許されない」: え!? やりなおせないの!!?
- 最悪の事態が簡単に起こる
- やり直しが利かない
最初の例で最も端的なのは、よく漫画やアニメでお目にかかる自爆ボタンのような押してはいけない装置です。押してはいけないのなら、最初から押せないようにしておけばいい。というかそうしておくべきだ、というのがUIデザインの鉄則です。
また、一度行ったことがやり直せないというのも悪いデザインの例です。自由にやり直せれば、ユーザは安心して操作を行えます。やり直しが利かないと、その操作が安全かどうかをユーザはいちいち考えながら操作をしなければなりません
ところで、このことに対する例外ってあるのでしょうか?? つまり最悪の事態が簡単に起こらざるを得なく、かつ操作がやり直せないデザインの方がよいとされる場合です。
こんなことをふと思いついて考えてみました。私の結論から言うと、ソフトウェアの世界に限って言えば、そんなデザインはないと思います。削除ボタンを押したあとでも、やり直せた方がいいに決まってるし、上書き保存してしまった場合でも、やり直せた方が実際はうれしいですよね。
ただし、こう書くと「一時ファイルが増えるのでは??」とか「メモリ使用量が増えるのでは??」といった心配をしてしまうかもしれませんが、この際それは抜きにします(要は実装するプログラマの腕次第ということで
)
結局、「この操作はやり直せません」というのは開発側の手抜きなんだと思う。コストとの兼ね合いはあるにせよ、やっぱり上書き保存はやりなおせないという固定観念が存在してしまうこと自体本当は問題なんだと思う。
研修中に使ったJSP用のIDEの操作はほとんどがやり直し不可能でした。この辺に開発が遅れてしまった原因があると私は責任転嫁をしたい! (結局それか!!
)
ちなみに、「やり直し操作」の実装はプログラムレベルで見ると非常に煩雑です
かつ汎用性を持たせることが難しく、機能毎に実装しなければならないこともままあります(たぶん) そんな理由からも、やり直し機能は実装されないことが多いんでしょうね。
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