2006/03/23

私流、プレゼン術

卒業しました。思えばこの1年間は堕落の一途をたどった日々が続いていたわけですが、そんな私でも卒業できてしまうほど、今の大学ってのはちょろいんですよね 学歴社会のひねくれた一面が色濃く出てますね。

そんな堕落堕落の私でも、1年間の卒業研究を通して学んだことがいくつかあります。今日はその中からプレゼンテーションに関する項目をいくつか公表したいと思います

  • 先生先輩の意見は真摯に受け止める
これが分かってないのは私だけでしょうか?? 私のように、予備知識が予めある人間は、えてして先生先輩の意見を素直に受け入れません ちゃんと聞きましょう。
  • スライドは頭から順に作らない
これは私がはまったことですが、スライドを「はじめに」→「目的」→「提案手法」… と作っていくと、めちゃめちゃ長いスライドが出来上がります。発表時間が20分以上ある場合はこれでもいいですが、私の学校の卒業研究のように7分しかないような場合は思い切って「まとめ」から作っていくぐらいが丁度いいです。
  • 自分の話と一般論を明確に区別する
自分の研究とは関係のない話、つまり一般論を説明するスライドというのは、面白いくらいサクサク作れます でもこれはまずくて、素人(私も含む)がスライドを作ると一般論ばっかりが出てきて、自分の話がほとんど出てこないという事態に陥ります。自分の話が7、8割ぐらいになるようにしましょう。
  • 「じゃあどうすればいいの??」って言わない
これはプレゼンの練習を友達に見てもらった時、「そこが分かりづらい」「そこどういう意味??」などと言われると、カッチーンと来ることがあります しかし、そこで「じゃあどうすればいいの??」と聞くのはお門違いです。友達は飽くまでもプレゼンの練習を見てくれているだけで、手直しまで手伝わせるのは厚かまし過ぎます。どうすればいいのかは自分で考えましょう。
  • 聴衆に対して「ちっ素人が!!」って思わない
上と似たようなものですが、「そこ分かんない」「○○って何??」と聞かれると「そんなことも知らないのか」「ちっ素人が!!」と思うこともあるかもしれませんが、それが普通の人が見た率直な意見なのです。その意見は真摯に受け入れましょう。
  • 質問には「はい or いいえ」で答える
これは本番のプレゼンでの注意点です。「それの検証実験はやったの??」「そこの数字は異常値なの??」など、聴衆から指摘された質問に対してはできるかぎり「はい or いいえ」で答えましょう。「やったの??」という質問はやったかどうかが知りたいのであって、それにまつわる理由なんてのは二の次なのです。質問に対する答えはできるだけ簡潔に、を心がけましょう。

以上、大学で学んだプレゼンをする際の注意点でした