2005/10/21

携帯でリュウミンだと!? DoCoMoの新携帯「F902i」 [参考]

DoCoMoの新しい携帯「F902i」の紹介記事を見た。

ITmedia +D モバイル:写真で解説する「F902i」

私はモバイルオタクではないので、こんな記事には通常目もくれないのだが、1つ気になる単語が出ていた。

機能面での大きなトピックは、三菱電機製の「D902i」と同じく、日本語入力がジャストシステムのATOK+APOTに変更された点。また、内蔵フォントに「リュウミン」が追加されたのも面白い。端末内で表示されるフォントが全て明朝系のフォントに変わるのは、なかなか新鮮な体験だ。
ITmedia +D モバイル:写真で解説する「F902i」より

え!?リュウミン!!?

リュウミンと言えば、言わずと知れたモリサワの明朝体フォント[サンプル]。一般にディスプレイに写すフォントに明朝体はタブーとされている。解像度の低い媒体では明朝の細い横棒がかすれてしまう可能性があるからだ(と思う)。テレビでもパソコンでも電光掲示板でも、ゴシック体が基本となっている。Firefox、Safariと言った最近のブラウザではデフォルトで表示フォントが明朝体になっていたりするもするが、Macレベルのレンダリング機能があればこそ、ブラウザで明朝体を使ってもきれいに表示できるが、Windowsでは未だに難がある。ClearTypeを用いてもやはり苦しい。それだけ液晶ディスプレイで明朝体というのは難しいのだ

今回DoCoMoがそのタブーを破った。これもディスプレイの性能が上がり、高解像度での表示が可能となったからか。すごい…

F902iのメインディスプレイは2.4インチのQVGA(240x320) TFT液晶で262,144色(18bit?? なのでRGBの1要素当り6bit=64階調)表現できる。携帯に詳しくないので良く分からないが、これって結構すごい数字なんでしょ?? 技術の進歩ってすごいな