2005/08/07

Microsoftの新OS「Windows Vista」という名前について [参考]

もうあちこちでイヤと言うほど耳にするようになったMicrosoftの新OS「Windows Vista」。開発コード名となっていた「Longhorn」から、「Vista」と正式に名前が決まったことで、あちこちでものすごい反響をかもしている(CNETの記事)。ご存知の人も多いとは思うけど一応説明、

Vistaは、英語の「view」に当たるイタリア語が語源。美しい景色やパノラマ的眺望、両側に並木などがある細長い景色を意味し、転じて「未来への展望」といった意味もある。(ITmediaの記事

しかし上記のCNETの記事内では、

Veggiedude というブロガーもやはり皮肉混じりに、「VISTA」は「Windowsが抱えるVirses(ウイルス)、Infection(感 染)、Spyware(スパイウェア)、Trojans(トロイの木馬)、Adware(アドウェア)の5つの大きな問題の頭文字をとったものだ」と書き 込んでいる。

これには笑った:-D

「Vista」という名称、個人的には、最初はイヤだったけど、もう慣れた:-) 「Win2k」「WinXP」などのように省略する場合どうなるんだろう?という心配もあるが:-s

ここからは商品の名称についての自論。

「Vista」 とGoogleで検索をすると「Windows Vista」と関係ないものが結構出てくる(Logo Vistaとか)。最近はWindows Vistaの検索結果が増えてきたが。他の「Vista」と競合している(するようになる)ことは間違いない(TOYOTAにもあるしね)。

Microsoftに限らず、企業が商品名を考える場合、その名前と言うのは非常に大事だと思う。電話帳で最初に表示されたいがために社名を「A」から始まるようにする企業もあるらしい(未確認)。まして、他社と競合する「Vista」という一般名詞ではねー。

でも今までの98、Me、2k、XPでも、「98」「Me」「2k」「XP」で検索かけるやつはいないだろうから、それでもいいと思ったんだろうか?(ならばなおさら略称がどうなるのか楽しみ:-) ) なんにしろ、検索したときにヒットしやすいか?というのは大事だと思う(このページの「Neutoria」というのもそれを考慮して考えた;-) )。

Microsoftは他にも「.NET」とか「Word」とか、結構検索の難しい名称をつける:-( これでいいんだろうか? うまく検索できないってのは、それだけその商品やサービスに触れる人が減るってこと。商品名はその辺考えてつけてほしい。