Neutoria

2006/01/17

形だけXMLは無意味: 休憩時間を利用して投稿

XMLなのにDOMに読み込めないファイル。

教えてください。君は何のために存在しているの??

答えろlivedoor!!

Trackback ping URI
__mode=rss
というクエリを投げるとTrackbackの一覧がXML形式で返ってくる。はずなんだけど、エラーだらけで読み込めない。

仕方がないので自分で読み込みライブラリを作って対応するしかない。もう時間はないと言うのに…

何のためのXMLなのやら 形だけマネる事の無意味さを痛感する今日この頃…

今日は泊まりかも知れない…


2006/01/16

家中を無線に: 無線インフラを利用した音楽ライフ

相変わらず卒研は忙しいです。今週中に目処が立つかどうか… そんなレベルです

しかしそういうときにこそ仕事が舞い込むもの。今日は母から、先日買ってきたノートPCの設定をしてくれと頼まれました。そしてこういう仕事ほど、マジになってついついのめり込んでしまいます… 開発SEより保守運用系の方が向いているのかもしれませんね

今日のお仕事は「Gmailの受信が出来るメーラーを探し、設定すること」でした。今まではEdMaxを使っていたのですが、SSLに対応していないのでGmailは無理でした。結局、最近バージョンアップしたThunderbird 1.5を入れることにしました。EdMaxより機能面では劣りますが、まー普通の作業程度なら問題ないでしょう。

この作業はわりとさくっと終わりましたが、ついでに前々からやってみたかったことを実行してみました (卒研しろよ!!
(Thunderbirdでは、Gmailで自分宛に送ったメールを受信できないという事態になりましたが、それはスルーしてます

うちは家中のPCを無線でつないでいます(Win95を除く。このたび、その新しいノートPCを簡易NASとして使おうという計画を考えました。このPCを起動しておけば、家中どこからでもこのPCのHDDにアクセスして、音楽を聞くことができるということです。こいつはすげぇ!!

ついでに、新しいPCに音楽再生用にiTunesを入れておきました。iTunesは使い勝ってはいいのですが、Ogg Vorbis[Ogg Vorbisとは]に対応していないことや、メモリを大量消費する点など、私にとっては致命的な欠点があるので、なかなか導入をためらっていました。(Ogg VorbisはQuickTime Componentsを入れれば再生はできるということなので、それで対応しました。)

難点はあるものの、iTunesの検索のしやすさはなかなかのものです。ついでにSongbirdを宣伝しておきます。これはオープンソースのiTunesライクなGUIを持つ、XULで書かれた音楽プレイヤです。詳しくは知りません


2006/01/11

文書は正しく書きましょう: NTTコムウェアのOpenOffice.org文書 [参考]

NTTコムウェアがOpenOffice.orgを導入していたそうです そしてこの度、その使用途中経過の報告文書が公開されました。
OpenOffice.org日本ユーザー会は1月10日,NTTコムウェアが作成した「OpenOffice.org社内導入についての経過報告」と題する文書を公開した。NTTコムウェアではOpenOffice.orgの全社導入を目指しており,その先駆けとして2005年11月にオープンソース推進部内へOpenOffice.org2.0を導入,107名が全ての文書作成をOpenOffice.orgで行っているという。
NTTコムウェアが「OpenOffice.org社内導入の経過報告」を公開:IT Proより

公開された文書は全てOpenOffice.orgで書いてありました。こりゃあーまじだぜ!! 早速読んでみました。

で簡潔に感想を言うと、全然使えてないって感じです。なぜならスタイルベースの文書ではないからです。OpenOffice.orgの強みは、MSOfficeにはないその完成されたスタイルベースの文書作成能力にあると言っても過言ではありません。なのにそれを完全に無視して、フォントサイズを変えたり、段落を区切ったり、ひどいもんです
スタイルベースで文書を作成する利点は、
  • 文書に統一感を出せる
  • 全ての段落の書式を一括して変更できる
  • 指定した段落で改ページなどができる
  • 目次や索引が作れる
などがあります。

しかし恐らく、世の中の大半の人はそんなものは無視して文書作成をしていると思います。あまり知られてはいませんが、MSOfficeでもスタイルベースの文書作成はできます。しかし利用率は果てしなく低いです(少なくとも私の周りでは、私がしつけた(?)家族以外は見たことがありません)

ではなぜスタイルベースの文書作成は行われないのか?? 答えは簡単です。最初から「太字」や「斜体」のアイコンがツールバーにあり、スタイルの一覧はメニューの奥深くに隠されているからです。ユーザが「文字を太字にしたい」と思ったときに、ツールバーに「太字」というボタンがあれば、それをクリックしてしまうのは仕方のないことです。

しかしあえて言います。文字を太字にするのであれば、正しくは文字スタイルから「さらに強調(OpenOffice.orgの場合)」を選ぶのが正解です。こう言うと色々反感が買いそうですが、こっちが正しいのです。文書のスタイルはそのスタイルの意味付け(セマンティック)で行うべきだと思います。

同じことはblogの「エントリ投稿画面」にも言えます。多くの場合フォントのサイズを大きくしたり太字にしたり色を変えたりするのは、その目的が「強調」であることが多いと思います。ならばインターフェイスとしては「フォントを大きくする」「太字」「色の変更」ではなく、「強調」と表示すべきです。その上で、その「強調」のスタイルを別に設定できるようにすればいいのです。

また、段落を変えるのに空行を入れることもしないで下さい。これもblogに多いです。というか、90%以上のbloggerってこれやってるでしょ!! やめましょう。段落を区切るのなら<p>タグを使いましょう。行間を広げたいのならCSSline-heightを使いましょう。 (これは卒研で多くのblogを見て痛感しました)

もしも、卒研が終り、卒論を書き上げ、卒業旅行を済ませ、今開発しているツールが完成したら、「私の理想のインターフェイス」というものを公開したいなー。まーこの条件をクリアするのは難しそうだけど

どんどん話がそれましたね。これからもこんな感じで啓蒙活動を続けます

このエントリに関連するリンク


2006/01/09

卒業研究を料理に例える

遅くなりましたが、みなさん明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします

さて、今は卒論の作成の真っ只中なのですが、そんなことはスルーして遊んでいます しかしその余裕ももはやから元気。切羽詰りまくりです 何せまだ卒研終わってませんからね。っていうかまだ実験始めてませんからね

今日は卒研してて思ったことをつらつらと連ねいていきます(最近趣旨に反したエントリが多いな…

上述のとおり、私はまだ実験始めてません。研究室のみんなからの冷たい視線が痛いです しかしですね、卒研というのは料理に例えられると思うんですよ。つまり、大変なのは下拵えであり、調理し始めてしまえば一瞬なんですよ

私がまだ実験を始められないのは、データをそろえたり、整形したり、入出力管理をしたりというインフラ整備、つまり下拵えに手間取っているのであって、決してサボっているわけではありません

「もう実験終わったぜ!」って言っている人は、すでに出来上がっているインフラの上に乗っかって研究しているんだと思います(たぶん)。言ってしまえば、出来合いのコロッケを買ってきて、あとは千切りキャベツを添えるだけで「私が作った夕食です!!」って言っているのと同じなのです(たぶん)

それじゃあダメなんですよ。コロッケがすでに出来上がっているのなら、どんなに千キャベをきれいに切ったところで料理の上手い下手には影響しないんですよ。

私の研究は「Trackback spamのフィルタリングにベイジアンフィルタを使ってみよう(2006/01/09現在)」というものです。言ってしまえば「コロッケにタルタルソースは合うのか??」という試みですね これはおいしくなければダメですね。しかもコロッケはポテト、クリーム、カレーなど様々な種類があります。これらの全てにある程度合わなければダメってことですね。(なんかこれ書いてて無理な気がしてきた…

ただ千キャベ添えるだけの人や、中にはポテトコロッケとの食べ合わせだけを考えて、「このソースはコロッケに合います!!」って言ってる人もいますからねー。むちゃくちゃですよ。

でも出来合いでもインスタントでも、私はバカにしたりはしません。(プロジェクトXの冷凍食品の話見て感動しましたから) 冷凍食品を発明した人は素晴らしいです。カップラーメンを作った人は天才です

私が言いたいのは、3分でカップラーメン作って「出来上がり!!」と言っている人が、他人をとやかく言うべきではないということです。その料理が美味いのはカップラーメンの味であって、調理人の腕は関係ないのです。今に見てろー!!

話はまだ続きます。

そして調理が終わったあとは卒論という名の後片付けがあります なので、今まさに調理をしながら後片付けをしている状態なのですよ。効率悪い…

そして最後の最後に子供たちによる発表という名の試食があるわけです。調理したものを食べてもらうわけですね。でも子供は調理にかかわっていないので、人の料理に四の五の言える立場じゃないはずなんですが… 難癖つけてきます まー子供の言うことですから、大人の対応をしましょう。頭に来たりしちゃダメです

どうでしょう?? 確かに料理に例えられると思いませんか? こんな長文書いてないでさっさと卒論書くべきですね。がんばります


2006/01/03

年末の行方

年末は帰省しました。このエントリは帰省先で書いています。

いやぁーしかし、卒研のメドも全くたたないまま、ついに年末に突入しましたね。シャレにならん 何とかせねば!! ということでとりあえず帰省先でも研究できるように愛用のノートPCを持って来ているのですよ(だからこうしてエントリが書けるわけです) 残念ながらこちらではインターネットは出来ません。

とは言え、遊びに来ているわけではないので、家の手伝いなんかをしていると研究なんざしているヒマはなかなかないんですよ(実際言うほど働いてません

それでも深夜(0:00以降)にこうしてせかせか研究をするわけですが、なんか、こうして、コタツに入りながらインターネットも出来ない世界に閉じ込められると、案外居心地がいいもんですね 最初は「ネットにつなげないんじゃ研究なんか無理じゃね!?」って思ってたんですが、結構何とかなります。逆に、普段いかに無駄な時間をすごしていたかが分かります

よくよく考えれば、卒研生が常にネットにつなげる環境にいるということは、受験生の机の上にゲームボーイを置いているようなものなんですよね。遊べと言っているようなもんです。なのでこれはいい機会かもしれません。

このエントリが投稿されるのが年明け2006年1月3日以降。そのときは「いやぁーはかどったねー」って言えるようになってるといいなと自分に期待。