Neutoria

2005/10/31

ODFの広まりからXML時代へ:OpenOffice.orgと一太郎 [参考]

OpenOffice.org 2.0日本語版が出ました(遅!!)。ダウンロードや詳細は日本ユーザー会のページで。「お急ぎでない人は2?3日待ってから」ということでしたが、もう既に2?3日経っているので、問題ないでしょう

まだ入れてないので、コメントはなしです(何のためのエントリなのやら…)。

OpenOffice.orgは、OASISXMLファイルにネイティブに対応した最初のアプリケーションです(StarOfficeを除けば)。OpenDocument Fellowship(英語)で各アプリケーションの対応状況が見られます。まだまだデファクトには遠いなー。Microsoftは次期Office 12では対応しないって言ってるみたいだし…[参考: TG Dialy(英語)] でもXMLだから何とでもなるはず! 中の人達に期待

と、そんななか! ジャストシステムの一太郎がODFに対応するそうです!![参考: ITmedia] やっぱりあそこはすげー

「XMLならなんでもできる!」こんな夢物語を本気で考えてしまう 最近は女子も若子もXMLになっている(気がする)。ならばあらゆるデータを自由に相互利用できる時代が来るはずだ! すでにいくつかのWebサービスでは、APIを提供することで、サービスの連携を図れるようになっている(Google然り、Amazon然り)。

この夢物語もそう先の話ではないかもしれない。データはどんどんXMLになり、それを用いた様々なWebサービスが、Web2.0という合言葉とともに増えつづけている。これらのデータは誰でも無料で利用できるという点が最大のメリットだ。[Web2.0とは?(英語)]

個人的には複数のXMLファイルをzipで固めて1つのファイルにするライブラリが、もっといろんなプログラム言語(例えばJavaScript)に普及すれば、このことは可能になると思っている。OpenOffice.orgのフォーマットやMozillaのjarファイルもこの形になっている(拡張子が違うだけ)。最初は違和感があったが、今はもうない。むしろ中身が見やすく、かつ1つのファイルなので管理も楽、という点で評価は高い。

一方で、「DOMの走査は遅い!」「大きなファイルではメモリを食い過ぎる!」などと言われるが、結局その辺のハードルは、ハードの進化が解決してくれる気がする こっちにも期待したい。

今は私にとって非常にいい感じで世界が進んでいる Web2.0時代に大きな期待を寄せている(Webに限らずね)。やりたいことは山ほどあれど、やれることは米粒以下というこのジレンマ… 精進します


2005/10/30

診断の結果:ノートPC修理の件 [参考]

以前書いたPCが故障した話の続編です。

診断結果のメールが来ました。その直前に携帯も鳴ったのですが、非通知だったため切ってしまいました(すみません…
担当
メーカーより見積りが出てきました。
修理内容は、ご申告の症状確認いたしました。 コンボドライブと、バッテリー不良のため、交換が必要となります。またご指摘外としまして、LCD不良(電源投入時画面表示赤い)を確認いたしました。LCD交換も必要となります。 修理代は、¥75,810 (税込)となります

読みやすいように一部改変してあることと、勝手にメールの内容を載せてしまったことと、さっき電話を切ってしまったことをお許しください

交換が必要だそうです。やはり現実は甘くなかったです それにしても修理代¥75,810は高いよ。勘弁して…

しかーーし大丈夫! こんなときのために、入ってて良かった延長保証!! メールによると(また勝手に載せちゃいます…!
担当
延長保証限度額は¥61,500 (税込)となりますため、お客様一部有償となります。差額金額は、¥14,310 (税込)となります。

とのこと。¥14,000程かかってしまうが、¥75,000よりずっとマシ!! 是非修理してもらおうっと

そしてこれを機に、新しいノートPCを買うことがますます濃厚になってきた。


2005/10/28

Web2.0時代の新ブラウザ::Flock [参考]

Flockのスクリーンショット
Flockのスクリーンショット
(MYCOM PC WEB)

FlockというWeb2.0時代のブラウザが出ました。Firefoxベースのブラウザなんだそうです。[MYCOM PC WEBの紹介記事]

Web2.0というのは、ごく最近話題にされるようになった言葉です。正確な定義はわかりませんが、最近の新しいWebの何かです。Googleが最近良くやるAjaxを用いたリッチクライアントや、del.icio.usのようなソーシャルブックマーク、blogやSNSのようなサービス、LAMPなどの言葉がWeb2.0に値します(詳しくは知りません

いきさつに少々ごたごたがあるらしく、
Flockの開発者の間で、Firefoxの拡張機能としてそうした提供できないか議論が行われてきたが、より便利な機能を提供するにはフルブラウザとして提供する方がよいと判断。現在のようにFirefoxをベースとしてフルブラウザの状態で配布されている。
次世代Web 2.0対応ブラウザ登場か、Flock 0.4.9 開発者向け公開 (MYCOM PC WEB)より
だそうです。まー開発者用のブラウザですから、個人的には本家と分離していてもいいんじゃないかと思います

2005/10/24

PC故障… しばらくは我慢

家のノートPCがついに音を上げました バッテリ不良です。バッテリをつないでも充電できないのです。購入した店に修理に出しに行ったらバッテリヒューズが切れているんだそうです。そして、
店員
「これは保証の対象外なんですよねー」

って言われちゃいました。 参った。どうしよう…!
店員さんの話では、バッテリヒューズを含めバッテリというのは基本的に保証の対象外になるんだそうです。バッテリは消耗品だからでしょうかね。で、どうすれば言いかと聞いたところ、
店員
バッテリーリフレッシュサービスで交換するか、バッテリを新しく買うかですね。前者だと15,000円ぐらい、後者だとその1.5倍ぐらいかかります。

だって。ありゃりゃ…
仕方がないので、ある程度の出費を覚悟して
「それに出せば直りますか?」

って聞いた。すると
店員
「十中八苦バッテリヒューズだと思いますが、もし本体に不良が合った場合はダメです。」
「え?じゃあダメかもしれないってことですか!?
店員
「ですので一旦メーカーへ本体を診てもらって、それでバッテリ側の不良ということであればリフレッシュサービスに出す、でもいいと思います。時間はかかりますけど。」

メーカーに診てもらうだけなら保証の範囲内らしい。最初から本体を預けることは覚悟していたのでここでふと悪知恵が浮かんだ
「あのー実はバッテリだけじゃなくてCDドライブも調子悪いんですよ」

実際、最近はCDを認識してくれなくて困っていた。すると
店員
「あーならどの道メーカーに持っていかなければなりませんね。そのついでにバッテリーも診てもらいましょう」

と言われた。正直CDドライブの話はそんなに気になるレベルではなかったが、この機会についでに交換してもらおうと思ったわけだ

バッテリーだけだと突っ返される可能性があるが、ドライブの修理込みならひょっとしたら一緒に交換してくれるかもしれない(本体の不良ならね)! なんて甘い考えを持っていたけど、実際はそんなことはないんだろうなー でもそのわずかの可能性に期待!

この記事書いてるときに思い出したんだけど、そう言えばディスプレイがやたら赤くなるのも、不良といえば不良だったなー。もうだいぶ前からなので慣れてしまっていて、不良だということを忘れていた。もったいないことをした…

この機会に新しいPCの購入を真面目に検討してみることにしよう


2005/10/21

OpenOffice.org 2.0が出ます!!

ただしOpenOffice.orgの日本ユーザー会からは以下のような注意書きが出ています。

ただし、日本語版はまだダウンロードできません。それには、もう少し時間がかかります。この文書は、正式リリースに先立って、ダウンロードについてのお願いです。

現在、世界中からOpenOffice.orgサイトにアクセスが集中しています。そのために、すぐに表示されなかったり、メーリングリストの配信が遅くなっています。ダウンロード元のサーバーも重くなっています。正式リリースに必要な作業にも支障が出ています。

バージョン2.0日本語版の正式リリースについてより
とのことです。負荷がかかるので、むやみやたらにダウンロードしようとするなとのことです。仕方ないですね またOpenOffice.orgについて紹介するときには、これらミラーサイトの情報を流してください。とも書いてあるので、ミラーサイトの情報を以下に転載します。
バージョン2.0日本語版の正式リリースについてより

携帯でリュウミンだと!? DoCoMoの新携帯「F902i」 [参考]

DoCoMoの新しい携帯「F902i」の紹介記事を見た。

ITmedia +D モバイル:写真で解説する「F902i」

私はモバイルオタクではないので、こんな記事には通常目もくれないのだが、1つ気になる単語が出ていた。

機能面での大きなトピックは、三菱電機製の「D902i」と同じく、日本語入力がジャストシステムのATOK+APOTに変更された点。また、内蔵フォントに「リュウミン」が追加されたのも面白い。端末内で表示されるフォントが全て明朝系のフォントに変わるのは、なかなか新鮮な体験だ。
ITmedia +D モバイル:写真で解説する「F902i」より

え!?リュウミン!!?

リュウミンと言えば、言わずと知れたモリサワの明朝体フォント[サンプル]。一般にディスプレイに写すフォントに明朝体はタブーとされている。解像度の低い媒体では明朝の細い横棒がかすれてしまう可能性があるからだ(と思う)。テレビでもパソコンでも電光掲示板でも、ゴシック体が基本となっている。Firefox、Safariと言った最近のブラウザではデフォルトで表示フォントが明朝体になっていたりするもするが、Macレベルのレンダリング機能があればこそ、ブラウザで明朝体を使ってもきれいに表示できるが、Windowsでは未だに難がある。ClearTypeを用いてもやはり苦しい。それだけ液晶ディスプレイで明朝体というのは難しいのだ

今回DoCoMoがそのタブーを破った。これもディスプレイの性能が上がり、高解像度での表示が可能となったからか。すごい…

F902iのメインディスプレイは2.4インチのQVGA(240x320) TFT液晶で262,144色(18bit?? なのでRGBの1要素当り6bit=64階調)表現できる。携帯に詳しくないので良く分からないが、これって結構すごい数字なんでしょ?? 技術の進歩ってすごいな


2005/10/20

ジャストシステムの「xfy」の紹介 [参考]

つい先日、正式に勝訴が決まったジャストシステム。それとは別件でxfyについての記事があったので紹介します。

ITmediaの記事で取り上げられているxfy(エクシファイと読む)。どんなソフトなのかというと、様々なXML文書を1つの文書として扱えるソフトです。具体的にはXHTMLSVG、MathMLなどの異なるXMLフォーマットを1つの文書の中に混在させてしまおうというものです。しかもそれらの個々のオブジェクトはマウス操作などで簡単に変更可能という優れもの

既にbeta版が公開されていて、上記のxfyのページのからたどっていけばダウンロードできます。ダウンロードには登録が必要です。登録画面は英語です。でも「ジャストシステムだから」という理由で、何の疑いもなく登録しました xfy Basic Edition 1.0

まーここまで誉めておいて難なんですが、このソフト以前つかったことがあるんですが、Javaで書いてあるんですよね。だからめちゃめちゃ重いんですよ(主観)。しかもJavaだからインターフェイスが汚い上に、Windowsでは文字にアンチェリがかからなかったんですね。だから大して使い込みもせず(使い込むほど機能もなかったし)手放してしまいました。

ところがこの記事を読んで「あれからどうなったんだろう…」と思い、ふとxfyの日本語ドキュメントのページを眺めてみたら、なんかいい感じに整ってるね こりゃーひょっとしたすごいものになってるのか!? と思い、早速落としてみたいところだけど、今は学校なのでログインパスワードが分からない!

家に帰ったらやってみます…

引用元の記事の内容とはひどくかけ離れた投稿になってしまいました… ITmediaの記事に書いてあることは、これから伸びるであろうリッチクライアント市場に新たな風を送るxfyのBasic Editionが10月に出ますよ、ってこと(かなり乱暴)。しかもこの他にも色々なエディションがあって、企業に対しても(むしろそっちがメイン??)いい感じですよーって内容でした(てきとーすぎ)


NRI、テキストマイニング技能の認定制度を開始 [参考]

nikkeibp.jpの記事より。テキストマイニング技能の認定制度ができるそうです。詳しくはNRIのプレスリリースに書いてあります。今年の11月中旬から申込受け付け、同月下旬に試験だそうです。受験料は1回18,000円。ちょっと高い。つうかだいぶ高い しかし受験時間は1時間と、がんばれば何とかなりそうだから興味深い

学校で(曲りなりにも)テキストマイニングを学んでいる身としては、是非一度受けてみたいと思う反面、実は今までにマイニングらしいことは一度もやったことがないという事実がそれを拒否する まーお金がないのでどの道受ける気はありませんけどね


2005/10/18

起動を早くする新技術「Robson」 by Intel [参考]

CNET Japanの記事より。CPUメーカー大手のIntelが、PCの起動時間を短縮できる「Robson」という技術を開発したそうです。なんでも、

Robsonチップが実装されたPCは、ハードディスクからではなく、フラッシュメモリカードからデータやアプリケーションを取り出す。フラッシュメモリのほうがハードディスクより反応が速いため、これでアプリケーションの起動時間を短縮することが可能になる。また、ハードディスクはモーターで駆動するが、その動作時間がこれまでより減少するため、ノートPCユーザーにとってはバッテリ駆動時間の延長にもつながる可能性がある。

これでイライラ解消?--インテル、起動時間短縮技術「Robson」を発表 - CNET Japanより
だそうです。フラッシュメモリを使うと。それによって早くなると 次のVistaには間に合うのかな? そこんとこ大事
以前Microsoftも、Vistaに搭載される高速化機能を紹介していた。[CNETの記事] 「SuperFetch」と呼ばれる同機能は、よく使うプログラムを予めメモリに読み込んでおくもの。

たとえば、ユーザーがOutlookとPowerPointを毎日使う場合、Windows Vistaはこれらのアプリケーションを起動時に読み込もうとする。ただし、それには十分なメモリがあることが前提になる。しかし、もし別のユーザーが頻繁にExcelとAdobe Photoshopを使う場合は、Windowsがこれらのプログラムを読み込んでしまうことになる。

いつまでも新品同様に--Windows Vistaに搭載される高速化機能とは - CNET Japanより
  これによって新品の感触が非常に長く続く。自分の使うアプリケーションが、とにかく速く感じるらしい。にわかには信じがたいが、ここは一つ信じて待とう

RobsonにしろSuperFetchにしろ、一番問題となるのが実際の効果はどの程度?ってこと。理屈はどうでもいい。前より早くなったか遅くなったか、って事が大事。ある処理は早くなったけど、ある処理は遅くなった。結果的に作業がし辛くなった、では話にならない。そこんとこ、考えてくれていることを祈る


中国はずさんな国なのです@北京マラソン(久々の更新) [参考]

最近は発表やら試験やらであんまり更新できなかったけど、ようやく一息つけたので久々の更新

ニュースではあんまり扱われていないようだけど、北京国際マラソンが16日に行われました。優勝はケニアのベンソン・チェロノ選手。ところがこのマラソン、管理がずさんすぎてロクな大会じゃなかったそうです。以下Sankei Web(2005/10/16)からの引用。

ハプニングが発生したのはゴール手前。大会本部関係者によると、同所では一度脇道に入り、再び折り返してもとの道に戻るコースが設定されていたが、脇道の道幅が狭かったために先導車が入れなかった。先導車はあきらめて直進、距離にして約800メートルのコースを“省略”したという。

さらに競技関係者を驚かせたのは、チェロノの優勝タイムの決め方だ。大会本部関係者は記者会見で、同選手が距離の不足分を走っていた場合の想定タイムをはじき出し、チェロノがゴールしたのは2時間6分55秒だったが、最終的に「2時間9分15秒」を“記録”としたと発表。各国選手団からは「見たことも聞いたこともない話」などの声が漏れた。

Sankei Web スポーツ マラソンで近道、優勝OK!? 北京五輪控えてずさん運営(10/16 22:01)より
ひどい話だ 繰り返しになりますが、選手に過失はありません。主催者側の管理体制がずさんなのです。

北京オリンピックはないな。こんなとこじゃ開催できないよ

久々の更新の割にはあっさりした投稿になりました。まーリハビリだと思って